壹萬壹阡壹之本
QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO
2006.06.12 Monday
「雨の午後の降霊会」マーク・マクシェイン 北沢 和彦訳
「雨の午後の降霊会」マーク・マクシェイン 北沢 和彦訳
243p東京創元社
霊媒師 マイラは、子どもを誘拐し、自らの霊視で発見に導けば、評判になり、一流と認められるのではと考えた。喘息もちの夫は、彼女の計画に加担し、子供を誘拐するが…
古い作品だが、まるでイギリス映画を見るよう。
喘息もちの夫が発作を起こすシーンを 読んでいたらこっちまで 息苦しくなってしまった。
ありふれてはいるが ひょっとしたら、この作品が 最初に 発表したのかも。
梅雨時に この題名、ぴったりだったな。
この作品は、「イヴの物語」と同じく『シリーズ百年の物語』の一冊。
今回は文庫で読んだが 同じ作品。
映画化もされたことが あるようだ。
2006.05.24 Wednesday
「タフの方舟1 禍つ星」 ジョージ・R.R. マーティン
「タフの方舟1 禍つ星」 ジョージ・R.R. マーティン 、酒井 昭伸 訳
479 p 早川書房
目次
プロローグ
禍つ星
パンと魚
守護者
宇宙商人ハヴィランド・タフは、学者、サイバー技術者、用心棒ら、五人と 謎の星、“禍つ星”へ むかった。
その星は、超巨大宇宙船だった。(禍つ星)
人口爆発&飢饉と魅力的なポートマスタ−(パンと魚)
海洋生物の壷牡蠣とは?(守護者)
短編連作。
この本は 柴田よしきさんの ブログで読書感想が載っていて読みたくなった本。
「手前は、おのれの好奇心の のがれがたい奴隷でございます。つねに、自分の貧弱な知識を 満たすことに 汲々としております。」
これは タフの言葉だけれど、まったくその通り。
この話は80年代に かかれた、SFだが 少しも古さは 感じられない。
さらに、タフの魅力に 嵌ってしまった。
彼は、見かけは ちっともかっこいいわけでない。(どんなに イメージしても)
彼が、魅力あるのは その話し方かもしれない。
ということは翻訳がいいのかな?
それと、彼のペットである 猫は なかなか可愛い。
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