壹萬壹阡壹之本
QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO
2006.01.29 Sunday
「ブログ 世界を変える個人メディア」ダン・ギルモア
「ブログ 世界を変える個人メディア」ダン・ギルモア平 和博訳
458 p 朝日新聞社
目次
トーマス・ペインからブログの果てへ
読み・書きウェブ
門は崩れ落ちた
取材対象者の反撃
有権者の同意
ジャーナリストが「会話」に参加する
元読者がパーティーに参加する
次の段階へ
荒らし、情報誘導、そして信頼の境界
裁判官(と弁護士)がやってきた
帝国の逆襲
われらのニュースをつくる
ブログをツールとして 市民がジャーナリストになる。
ジャーナリズムのあり方の変遷。
ブログが どの様に変化してきて その果す役割は 一体何か。
そんな話。
その草の根のジャーナリズムの信頼性はどこにあるか、そこも 結局は 発信元をいかに信頼するかに かかってる。
世論操作は いかに簡単か ということも語られている。
実際、われわれが見ているページと、フランスや中国 アラブ?で 見るものが 同一かと言うと フィルターが かかっていて必ずしも同一ではないらしい。
つまり国が 操作してしまう怖さが ある。
知らせたくない記事は 削除するわけ。
そう考えたら、われわれはなんと自由な国に住んでいるんだろう。
2006.01.28 Saturday
「琥珀の望遠鏡」フィリップ プルマン
2006.01.15 Sunday
「沙高楼綺譚」浅田 次郎
「沙高楼綺譚」浅田 次郎
289 p 徳間書店
目次
小鍛冶
糸電話
立花新兵衛只今罷越候
百年の庭
雨の夜の刺客
刀剣美術展の会場で、私は 鑑定家の友人に出会った。
その彼に連れて行ってもらった「沙高楼」は、ミステリアスな女装の主人が 催す不思議な会だ。
そこは、各界の名士たちが集い、世の高みに登りつめた人々が、嘘のようでいて 本当の門外不出の秘密を 披露しあう会だった。
刀鍛冶、精神科医、映画のカメラマン、庭師、やくざの親分の五人の話。
つい面白く引き込まれてしまう。
ミステリアスな女装の主人なんて、やっぱり、三輪明宏?って思えちゃうし、なんとなく映像が頭に浮かぶ。
どの話もすっきりしていて、大人の感じ。
この話の中では、「小鍛冶」が好き。
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