壹萬壹阡壹之本
QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO
2006.02.28 Tuesday
「「モード性格」論―心理学のかしこい使い方」サトウ タツヤ、 渡邊 芳之
「「モード性格」論―心理学のかしこい使い方」サトウ タツヤ、 渡邊 芳之
265 p 紀伊國屋書店
目次
第1章 日常のなかの性格
第2章 性格はどう作られ、どう変わるか
第3章 血液型神話解体
第4章 「性格」という考え方はどこから来て、どこへ行くのか
第5章 「モード性格」論
「性格は変わらない」という思い込みこそが、あなたの性格が変わらない一番の理由。
社会学的な考えを踏まえ、心理学や性格をどう捕らえるか、その占いや性格の考え方がわかる。
以前から 占いは 信じていないが、こうも はっきりと解明してくれると潤いがなくなりそう。
占いを、信じてしまう人には こういった辛口な提言は必要かも。
それにしても外側から(社会学的な)攻めるとはっきり見えてくる物もあって面白い。
確かに 無人島では 自分の性格なんか関係ないな。
日本ALS(筋萎縮性側策硬化症)協会の会長の言葉は心に残る。
2006.02.27 Monday
「森茉莉―贅沢貧乏暮らし」神野 薫
2006.02.24 Friday
「中国の神話」白川 静
「中国の神話」白川 静
349 p 中央公論新社
目次
第1章 中国神話学の方法
第2章 創世の神話
第3章 南人の異郷
第4章 西方の人
第5章 殷王朝の神話
第6章 ペーガニズムの流れ
第7章 古帝王の系譜
第8章 神話と伝統
放置されていた中国神話の古い姿を、甲骨文などを参考に復元し 豊富な史料から発掘し 論ずる。
ああ疲れた!
だいたい漢字が読めない。振り仮名が、あっても忘れてしまうので、筆記用具を横に置き、読み進む。
以前中国の神話に出てくる名前を HNにしていたので、その話がでてきたときは親近感が持てた。
具体的な話でも 載っているかと思いきや、その成立・消失過程を、体系的に論じる。そして、日本の神話との関連性や、遠くギリシャ・ローマの神話まで波及する。読み応えありすぎ。
教養深まります。
2006.02.19 Sunday
「おとな二人の午後―異邦人対談」五木 寛之 、塩野 七生
「おとな二人の午後―異邦人対談」五木 寛之 、塩野 七生
417 p 世界文化社
目次
ローマからの故国の眺め
おしゃれは悪魔の誘い
物語のあるイタリアの靴に惚れる
古い物の背後にさす物語の輝き
古代『ローマの休日』を歩く
政治も教育もセクシーでなければ
超常識的健康法のすすめ
いま“寛容(トレランス)”の時代がやってきた
ワインと車と、色のいろいろ
アートを最高に楽しむコツ
私たちにとって宗教とはなにか
セクシーな文体と時代の風の微妙な関係
貧しかったが尊敬されていたこの国
「スペンデレベーネ」したあとの静かな死
東京での再開「異邦人対談」番外編
“わがイタリア偏愛の記―五木 寛之”
「家庭画報」1999年1月号〜2000年1月号に連載された『異邦人対談』
ローマからの故国の眺め
おしゃれは悪魔の誘い
物語のあるイタリアの靴に惚れる
古い物の背後にさす物語の輝き
古代『ローマの休日』を歩く
政治も教育もセクシーでなければ
超常識的健康法のすすめ
いま“寛容(トレランス)”の時代がやってきた
ワインと車と、色のいろいろ
アートを最高に楽しむコツ
私たちにとって宗教とはなにか
セクシーな文体と時代の風の微妙な関係
貧しかったが尊敬されていたこの国
「スペンデレベーネ」したあとの静かな死
東京での再開「異邦人対談」番外編
“わがイタリア偏愛の記―五木 寛之”
「家庭画報」1999年1月号〜2000年1月号に連載された『異邦人対談』
イタリア・ローマで おしゃれや芸術の楽しみ方、政治・教育のあるべき姿、古代ローマの歴史などについて 二人が語り合う。
途中の イタリアの写真も美しい。
確かに大人の雰囲気。教養深く、話も奥深い。
面白かった。
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