壹萬壹阡壹之本
QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO
2008.01.28 Monday
「手紙」東野 圭吾
「手紙」東野 圭吾
357p毎日新聞社
武島直貴の兄・剛志は、弟を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った屋敷で、思いもかけず人を殺めてしまう。
映画を見ていたからそれを繰り返して読むような感じだった。
それくらい映画が よくできていた。
どっちかというと、映画より映画っぽい。
山田君も 玉鉄君も きれいさっぱり出てこなかったけど、エリカ様が 杉浦直樹さんが〜〜〜どうも 離れない。
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2008.01.28 Monday
「インディゴの夜 チョコレートビースト 」 加藤 実秋
「インディゴの夜 チョコレートビースト 」 加藤 実秋
288p東京創元社
目次
返報者:吉田吉男のまわりで起こる 連続ホスト襲撃事件
マイノリティ・マジョリティ:塩谷と高原晶の知り合いの編集者 原島が 失踪した。
チョコレートビースト:飲食店強盗で 盗られたのは、 なぎさママの 大事なトイプードルの「マリン」
真夜中のダーリン :吉田吉男が 出場を決めたホストコンテストは・・・
ホストクラブ“club indigo”
連作短編 第二弾。
今回は 前回に比べたら、ホスト中心ではなかったかな?
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2008.01.28 Monday
「くらやみの速さはどれくらい」エリザベス ムーン
「くらやみの速さはどれくらい」エリザベス ムーン
470p 早川書房
幸せな日々を 送っていた自閉症のルウは、画期的な治療法が あると知らされる。
はじめ 読んでいて もどかしい感じなのだが、それが、自閉症の見た世界観が わかる 書き方だった。
読んでいるうちに ルウの世界観が、自閉症の物の見方が だんだんわかってくる。
果たして、ルウが治療を受けるのか・・・!
なるほど 「アルジャーノンに花束を」といわれるわけだ。
「夜中に犬に起こった奇妙な事件」もだけど・・・
非常に よかった。
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2008.01.24 Thursday
「警官の血 下巻」佐々木 譲
「警官の血 下巻」佐々木 譲
381P 新潮社
民雄の息子、和也もまた警官の道を選ぶ。
そして知らなかった父、祖父の姿を 知ることになる。
ちょっと、期待はずれかも。
期待が 大きすぎちゃったかな。
西暦と元号が、ごっちゃで、え〜っと何年だっけ?と計算してしまった。なんかパッと 年代が 飛んだりするから いやだわと思ったら、それって著者が 最後に明かす仕掛けとして わざとやってたのね。
そういうところが すごく読みにくいと感じた部分なんだけど 仕方ないか〜。
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2008.01.23 Wednesday
「警官の血 上巻」佐々木 譲
「警官の血 上巻」佐々木 譲
397p 新潮社
昭和二十三年、上野署の巡査となった安城清二。
清二は 管内で発生した 男娼殺害事件と国鉄職員殺害事件に疑念を抱いた・・・。
やがて、息子の民雄は 清二のあとを継いで警察官になる。
面白いけど、民雄はもう少し公安で 活躍してほしかったなぁ。
時効になった、最初の事件が どうなるのか、気になるよ〜
下巻に続く。
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2008.01.22 Tuesday
「てのひらの闇 」藤原 伊織
「てのひらの闇 」藤原 伊織
379p文藝春秋
サラリーマンの堀江は 昔、ちょっとした アクシデント知り合った、女優加賀美のことを ふと思い出していた。
石崎、加賀美そして堀江は、そのアクシデントで 結ばれていた。
ハードボイルド♡好きだわ〜〜〜
実は2冊目の「名残り火」を 読みたくて まずは 一冊目と 思って読んだけど、これが なかなか面白かった。
「名残り火」は まだ来ないけど 楽しみ。
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2008.01.21 Monday
「ワインと外交」西川 恵
「ワインと外交」西川 恵
223p 新潮社
饗宴のテーブルは時に、表向きの言葉よりも雄弁に「本当の外交関係」を物語る。
ワインの話かと思ったらそんな簡単な話ではなかった。
外交の難しさというか、 裏方の苦労というか、表には出てこないない すごいことが あるんだと 関心。
最近読んだ、「インテリジェンス武器なき戦争」 手嶋 龍一,佐藤 優、にも載っていたが 小渕さんって 案外 すごい人だったんだなと・・・
そんなに すごい人って 思わなかったから ちょっと見直した。
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2008.01.18 Friday
「シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説 」ローラ・ヒレンブランド
「シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説 」ローラ・ヒレンブランド
521p ソニーマガジンズ
馬主は 自転車修理工から身を起こした西部の自動車王、チャールズ・ハワード。
調教師は、謎めいた野生馬馴らしの過去を持つ寡黙なトム・スミス。
騎手は、片目が不自由な赤毛の、レッド・ポラード。
馬の名は、シービスケット。
一章は そてぞれの経歴が丁寧に書かれてあり、二章は、「シービスケット」と出会うべくして出会い、チームとして出来上がって、レースを 戦っていく様子を淡々と描いていく。
ノンフィクション。
(03年に映画化「シービスケット」。出演: トビー・マグワイア, ジェフ・ブリッジス 監督: ゲイリー・ロス
これ 見たいな〜)
やっぱり、ノンフィクションは 面白いわ。
小説より奇なり〜〜〜
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