壹萬壹阡壹之本
QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO
2011.08.27 Saturday
「俳風三麗花」三田 完
「俳風三麗花」三田 完
324p文藝春秋
目次
「とら、とら、とら」
「おんな天一坊」
「冬薔薇」
「艶書合」
「春の水」
昭和七年、東京は 日暮里の暮愁先生の句会に 妙齢の娘たちが加わった。
大学教授の娘ちゑ、女子医学生の壽子、浅草芸者の松太郎。
「草の花」を読む前に まずはこちらかと思って読んだ。
なかなか趣のある本。
俳句に趣味はなくても こういったのを 読むと心惹かれてしまうのは 何故だろう。
それにしても 推敲途中のいくつかの句で、私はコレがいいなと思った句では ないのを 主人公たちが 選んで、発表していくので なんだか 自分の見る目の無さが 嫌になる。
歌舞伎や、季語のいわれなど 知らないことも 多くて読んで良かった。
324p文藝春秋
目次
「とら、とら、とら」
「おんな天一坊」
「冬薔薇」
「艶書合」
「春の水」
昭和七年、東京は 日暮里の暮愁先生の句会に 妙齢の娘たちが加わった。
大学教授の娘ちゑ、女子医学生の壽子、浅草芸者の松太郎。
「草の花」を読む前に まずはこちらかと思って読んだ。
なかなか趣のある本。
俳句に趣味はなくても こういったのを 読むと心惹かれてしまうのは 何故だろう。
それにしても 推敲途中のいくつかの句で、私はコレがいいなと思った句では ないのを 主人公たちが 選んで、発表していくので なんだか 自分の見る目の無さが 嫌になる。
歌舞伎や、季語のいわれなど 知らないことも 多くて読んで良かった。
2011.08.25 Thursday
「グッドライフ 」チョ チャンイン
「グッドライフ 」チョ チャンイン
381p小学館
白血病で 入退院を 繰り返す九歳の少年ダウム。
父のホヨンは数年前、妻に去られ、再発をくり返すダウムを献身的に看病してきた。医師には 骨髄移植以外に助かる道はないと 宣告されるが、ドナーは 見つからず、さらに 莫大な治療費が ホヨンを追い詰めていく。
「グッドライフ 」テレビドラマの原作。
日本のドラマは かなり アレンジしてあって、妻の悪女ぶり 利己的なところは 少なかった。
母の愛情も あふれていたが 原作は 母の愛情が少ないゆえに 父親のあふれる愛情が 強調されている感じがした。
メッチャ嫌な女だ。
アメリカもそうだが 韓国も 治療費って 大変なんだなと驚く。
その点 日本て やっぱり恵まれてるよね。
そんな気がした。
泣けた。
381p小学館
白血病で 入退院を 繰り返す九歳の少年ダウム。
父のホヨンは数年前、妻に去られ、再発をくり返すダウムを献身的に看病してきた。医師には 骨髄移植以外に助かる道はないと 宣告されるが、ドナーは 見つからず、さらに 莫大な治療費が ホヨンを追い詰めていく。
「グッドライフ 」テレビドラマの原作。
日本のドラマは かなり アレンジしてあって、妻の悪女ぶり 利己的なところは 少なかった。
母の愛情も あふれていたが 原作は 母の愛情が少ないゆえに 父親のあふれる愛情が 強調されている感じがした。
メッチャ嫌な女だ。
アメリカもそうだが 韓国も 治療費って 大変なんだなと驚く。
その点 日本て やっぱり恵まれてるよね。
そんな気がした。
泣けた。
2011.08.23 Tuesday
「スプーンと元素周期表」サム キーン
「スプーンと元素周期表」サム キーン
446p早川書房
目次
第1部 オリエンテーション − 行ごとに、列ごとに
第1章 位置こそさだめ
第2章 双子もどきと一族の厄介者 − 元素の系統学
第3章 周期表のガラパゴス諸島
第2部 原子をつくる、原子を壊す
第4章 原子はどこでつかれられるのか − 「私たちはみんな星くず」
第5章 戦時の元素
第6章 表の仕上げ・・・・・・と爆発
第7章 表の拡張、冷戦の拡大
第3部 臭気をもって現れる混乱 − 複雑性の出現
第8章 物理学から生物学
第9章 毒の回廊 − 「イタイ、イタイ」
第10章 元素を二種類服んで、しばらく様子を見ましょう
第11章 元素のだまし手口
第4部 元素に見る人の性
第12章 政治と元素
第13章 貨幣と元素
第14章 芸術と元素
第5部 元素の科学、今日とこれから
第16章 零下はるかでの化学
第17章 究極の球体 − 泡の科学
第18章 あきれる精度を持つ道具
第19章 周期表を重ねる(延ばす)
族とかの関連性はなく いろいろな元素の話に絡め、歴史やら、宇宙やら話が 広がる。
書いてある話を 嬉しがって、連れ合いに言ったら、そんなの常識と 一蹴された。
そうか、常識も知らなかったのかと ちょっとがっかり。
女性科学者の話は 結構知っていたが、ノーベル賞を逃す話は、知らなかったことも。
賞争いは 熾烈だ。
446p早川書房
目次
第1部 オリエンテーション − 行ごとに、列ごとに
第1章 位置こそさだめ
第2章 双子もどきと一族の厄介者 − 元素の系統学
第3章 周期表のガラパゴス諸島
第2部 原子をつくる、原子を壊す
第4章 原子はどこでつかれられるのか − 「私たちはみんな星くず」
第5章 戦時の元素
第6章 表の仕上げ・・・・・・と爆発
第7章 表の拡張、冷戦の拡大
第3部 臭気をもって現れる混乱 − 複雑性の出現
第8章 物理学から生物学
第9章 毒の回廊 − 「イタイ、イタイ」
第10章 元素を二種類服んで、しばらく様子を見ましょう
第11章 元素のだまし手口
第4部 元素に見る人の性
第12章 政治と元素
第13章 貨幣と元素
第14章 芸術と元素
第5部 元素の科学、今日とこれから
第16章 零下はるかでの化学
第17章 究極の球体 − 泡の科学
第18章 あきれる精度を持つ道具
第19章 周期表を重ねる(延ばす)
族とかの関連性はなく いろいろな元素の話に絡め、歴史やら、宇宙やら話が 広がる。
書いてある話を 嬉しがって、連れ合いに言ったら、そんなの常識と 一蹴された。
そうか、常識も知らなかったのかと ちょっとがっかり。
女性科学者の話は 結構知っていたが、ノーベル賞を逃す話は、知らなかったことも。
賞争いは 熾烈だ。
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