壹萬壹阡壹之本
QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO
2012.05.23 Wednesday
「幻影の星」白石 一文
「幻影の星」白石 一文
245p文藝春秋
郷里の母から送られてきた、バーバリーのレインコート。なぜ?ここにもあるのに…。
何故 この本を 読んだんだったかなぁ。
誰かの オススメだったんだろうけど、残念ながら 私の口に 合いません。
主題は 何なのか、何が 言いたいのか わからない。
SFもどきの話の始まりの割に、うまく収束したとは言えず、震災の話をしたいのか、天皇の話も 突飛だし 象とねずみの心臓の話も なんだか 生死の話にしても 中途半端に 感じた。途中のセックスの話も 必要性を 感じない。
何か 少しでもいいと 思えるところがあったらいいのだが、今日の私はパス。
ということで 最後まで読みはしたが 魅力は感じられなかった。
245p文藝春秋
郷里の母から送られてきた、バーバリーのレインコート。なぜ?ここにもあるのに…。
何故 この本を 読んだんだったかなぁ。
誰かの オススメだったんだろうけど、残念ながら 私の口に 合いません。
主題は 何なのか、何が 言いたいのか わからない。
SFもどきの話の始まりの割に、うまく収束したとは言えず、震災の話をしたいのか、天皇の話も 突飛だし 象とねずみの心臓の話も なんだか 生死の話にしても 中途半端に 感じた。途中のセックスの話も 必要性を 感じない。
何か 少しでもいいと 思えるところがあったらいいのだが、今日の私はパス。
ということで 最後まで読みはしたが 魅力は感じられなかった。
2012.05.22 Tuesday
「嘆きの美女」柚木 麻子
「嘆きの美女」柚木 麻子
264p朝日新聞出版
生まれつき顔も性格もブスな耶居子は、会社を辞めほぼ引きこもり。
顔のにきびをつぶすことと、美人専用悩み相談サイト「嘆きの美女」を荒らすことが最大の楽しみだった。
ところが、ある出来事をきっかけに「嘆きの美女」の管理人のいる、お屋敷で同居するハメに…。
本を 読んでたら、勝手に 創造たくましく読むのだが、どうしても、耶居子のイメージが 湧かない。面白いのだが、どうしても、ヒロインたちの イメージが 湧かず のっぺらぼうの ままだ。
耶居子の日記のヒガシ君は イメージできるのに。
あとお屋敷とかの イメージは 大丈夫なんだけどね。
耶居子はもちろん、ユリエも 葉月も 玲子も 優子もダメ。
カメラマンの奥沢や 兄の宗佑が、かろうじて・・という感じ。
こういうのも 珍しい。
単に、美女や、ブスというだけじゃぁ 私の想像力は 働かないってことかも。
264p朝日新聞出版
生まれつき顔も性格もブスな耶居子は、会社を辞めほぼ引きこもり。
顔のにきびをつぶすことと、美人専用悩み相談サイト「嘆きの美女」を荒らすことが最大の楽しみだった。
ところが、ある出来事をきっかけに「嘆きの美女」の管理人のいる、お屋敷で同居するハメに…。
本を 読んでたら、勝手に 創造たくましく読むのだが、どうしても、耶居子のイメージが 湧かない。面白いのだが、どうしても、ヒロインたちの イメージが 湧かず のっぺらぼうの ままだ。
耶居子の日記のヒガシ君は イメージできるのに。
あとお屋敷とかの イメージは 大丈夫なんだけどね。
耶居子はもちろん、ユリエも 葉月も 玲子も 優子もダメ。
カメラマンの奥沢や 兄の宗佑が、かろうじて・・という感じ。
こういうのも 珍しい。
単に、美女や、ブスというだけじゃぁ 私の想像力は 働かないってことかも。
2012.05.11 Friday
「永遠の0」百田 尚樹
「永遠の0」百田 尚樹
448p 太田出版
日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で特攻で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
二人は、長きにわたって 封印されていた驚愕の事実にたどりつく。
泣かされる。
こんな人が いてもおかしくないと思わされるほど、うまく書かれてた。
戦争もので、「南の島に雪がふる」は ノンフィクションだから、つらい話は 書かないでいたのかもしれない。
こっちは フィクションだから 盛り上げる話にしなくっちゃね。
謎解きもあって、ぐいぐい 読ませる。
泣けて 泣けて、いや よくかけてます。
というか うまくかけてるというのかな。
単なる戦争反対とか、愛国主義 賛美とかじゃなくって、本質を ついてる感じがした。
448p 太田出版
日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で特攻で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
二人は、長きにわたって 封印されていた驚愕の事実にたどりつく。
泣かされる。
こんな人が いてもおかしくないと思わされるほど、うまく書かれてた。
戦争もので、「南の島に雪がふる」は ノンフィクションだから、つらい話は 書かないでいたのかもしれない。
こっちは フィクションだから 盛り上げる話にしなくっちゃね。
謎解きもあって、ぐいぐい 読ませる。
泣けて 泣けて、いや よくかけてます。
というか うまくかけてるというのかな。
単なる戦争反対とか、愛国主義 賛美とかじゃなくって、本質を ついてる感じがした。
2012.05.08 Tuesday
「東京タワー」江國 香織
「東京タワー」江國 香織
360p 新潮社
大学生の透は恋の極みにいた。年上の詩史と過ごす甘くゆるやかなひと時、世界はみちたりていた。恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを、詩史に 教わった。一方、透の親友・耕二は、女子大生の恋人がいながらも、蠱惑的な喜美子に夢中だった。彼女との肉体関係に…。夫もいる年上の女性と大学生の少 年。東京タワーが見守る街で、二組の対極的な恋人たちが繰り広げる長篇恋愛小説。
映画を見て 読んだ本なので、岡田准一・透と 松本潤・耕二が、イメージとして出てくる。
結末は 映画とは違うが、まぁ どちらも これで いいかな。
映画も小説も 耕二のほうに なんか魅力を 感じるわ。
顔は、岡田准一のほうが いいのだけどなぁ。
360p 新潮社
大学生の透は恋の極みにいた。年上の詩史と過ごす甘くゆるやかなひと時、世界はみちたりていた。恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを、詩史に 教わった。一方、透の親友・耕二は、女子大生の恋人がいながらも、蠱惑的な喜美子に夢中だった。彼女との肉体関係に…。夫もいる年上の女性と大学生の少 年。東京タワーが見守る街で、二組の対極的な恋人たちが繰り広げる長篇恋愛小説。
映画を見て 読んだ本なので、岡田准一・透と 松本潤・耕二が、イメージとして出てくる。
結末は 映画とは違うが、まぁ どちらも これで いいかな。
映画も小説も 耕二のほうに なんか魅力を 感じるわ。
顔は、岡田准一のほうが いいのだけどなぁ。
2012.05.08 Tuesday
「ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書」[新書] 石光 真人 編
「ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書」[新書] 石光 真人 編
162p 中央公論新社
北清事変で名をあげた元陸軍大将・柴五郎の遺書
というか子供のころの自伝のようなもの。
会津藩士だった柴家は、あの戊辰戦争で、祖母、母、姉妹は自刃。幼かった五郎は、生き残る。(城に残っていた父や 戦死したと思っていた長兄は 生還。 白虎隊に入っていた兄も生還。 結局 死んだのは女性陣のみ。)
その後の半生が 書かれているのだが、あの明治維新とは どういったものなのかが 垣間見れる。
薩長に恨みを 抱きつつ 会津藩士であったことに誇りを持ち、その生活を 書きとめた書。
読んでよかった。
今の日本人とは人種が違うような気も・・・。
162p 中央公論新社
北清事変で名をあげた元陸軍大将・柴五郎の遺書
というか子供のころの自伝のようなもの。
会津藩士だった柴家は、あの戊辰戦争で、祖母、母、姉妹は自刃。幼かった五郎は、生き残る。(城に残っていた父や 戦死したと思っていた長兄は 生還。 白虎隊に入っていた兄も生還。 結局 死んだのは女性陣のみ。)
その後の半生が 書かれているのだが、あの明治維新とは どういったものなのかが 垣間見れる。
薩長に恨みを 抱きつつ 会津藩士であったことに誇りを持ち、その生活を 書きとめた書。
読んでよかった。
今の日本人とは人種が違うような気も・・・。
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